治験のおもしろさ

治験で働く薬剤師とは違い、病院のだと医師からこんな薬が欲しいといわれても、限られた薬の中から選択となってしまい、受け身の状態でしか対応出来ません。

治験だと、その薬が何故必要なのかを理解した上で使えますし、患者さんに対しても、現場では処方箋をみて調剤するしかありませんが、治験だとカルテを見ながら患者さんと接しあうので、治療や患者さんの全体像が見えるので、面白いですね。

その薬が承認されて世の中に出た時は、私が薬の一端をつくったのだと思うようにしていますし、実感が持てます。

言葉を変えるなら、自分の子供が生まれたような感じで、治験が終了した時に、最初は不安に感じる事もありましたが、人体実験と思って躊躇いがちで怖がっていた患者さんが、またやっても良いかなとか、案外簡単だったと言ってくれる人がいました。

それは、私にとっても患者さんにとっても、治験への認識を変えてくれたことで、薬の開発によって医療が進歩して行く現場を身近に感じてもらえたようで嬉しいです。

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