ドラッグストアの薬剤師
続いて紹介させていただく薬剤師の方は、多くの方が関わりのある、街の薬局の局長である益弘さんでして、地元で人の役に立ちたい思いから薬剤師を生まれ育った山形で薬局を開業しました。
益弘さんが勤務する薬局は、150坪と地方のドラッグストアとしては決して大きいとは言えませんが、国道沿いにあり、毎日多くのお客さんが立ち寄るとても忙しい店舗でして、処方箋の保険調剤もおこなっているので、近くの内科クリニックや市立病院や大学病院の処方箋をもって来局される患者さんも多いです。
いろいろな病院や診療所の処方箋を受け付けていますので、多くの処方薬の知識がないと務まりませんし、新人のうちに順番で勤務し、複数の診療科の知識を得ることが出来たので、この経験が現在の店舗でも役に立っています。
ドラッグストアのこれからの方向性は、入り口の前にある医療機関からの処方箋を期待すると言うより、買い物をするついでに処方箋を持ってくることや、調剤を待っている間に買い物を済ませるというように、店舗と調剤の相乗効果で来客数を稼ぐという方向です。
生活のアドバイス
益弘さんは、先日便秘薬が処方されている患者さんが来局され、痔で悩んでいる方だったのですが、トイレに行くと出血して憂鬱な気持ちになるとのことで、話を聞くと、堅いタイプのトイレットペーパーを使用していたので、お店に置いてある柔らかいタイプの物を進め、次来局されたときに、出血がなくなって楽になったと喜んでいました。
たかが雑貨ですが、されど雑貨でして、このようなちょっとした助言で、患者さんの体と気持ちが楽になるのであれば、その足枷となりたいと私は思います。
また、奥さんが来局されたとき、娘の足の痛みが引かなくてという相談をされた方がいたのですが、検査をしても以上がないため、成長中ではないかと判断されたそうですが、痛み止めも効き目がなくて困っていました。
そこで、そのお客さんに、テーピングとサポーターで圧迫することを進め、試したら凄く娘も楽になったと喜んでいたと、話を聞くことが出来たのですが、その言葉で私のやる気を倍増させてくれます。
処方箋の話になりますが、処方箋の薬は1人ひとり異なり、薬を渡す相手を確認して、どのようなことで受診されたかを確認することは当然のことなのです。
その際に薬をみて、確認してもらいながら受け渡し、他の病院の薬や市販薬をすでに飲んでいる場合がありますので、その薬との一緒に飲んでも問題ないかを確認することも重要です。
また、患者さんの薬に対する不安などを抱いている方もいますので、カウンセリングして、安心して飲んで頂けるように、薬剤師は努力しなくてはいけません。